映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」

「チャーリーとチョコレート工場」はDVDを持っているほど、好き。

娘が小さかった頃から一緒に何度も見た作品で、

今も時々、BGVにしながら見ている。

本作は、その天才チョコレート職人“ウィリー・ウォンカ”が

チョコレート工場をつくるまで、の物語。

ジョニー・デップが演じたキテレツなウォンカが強烈な印象だが、

今回のティモシー・シャラメも美しく、“不思議ちゃん”感がいい。

業務試写では日程の都合で吹き替え版を見たが、

ウォンカ役の花村想太の歌がのびやかでステキ。

ヒュー・グラントが演じるウンパ・ルンパは松平健だったが、

これはちょっと、顔と声が合わないような…。

字幕版で再確認か。

ウォンカを排斥しようとするチョコレート組合の3人や

チョコの賄賂で3人に協力する警察署長、

彼らに悪だくみの場所を与える「チョコレート中毒の神父」に

「Mr.ビーン」のローワン・アトキンソンなど、

そこまでワル!?と思うほど、悪い奴らなのだ。

とろける、流れる、あふれるチョコレートや

うっとり顔でチョコレートを食べる人々の様子を見終わると、

何だか急にチョコレートが食べたくなりますよ。

なんせ、私、無類のチョコレート好きなので…。

監督：ポール・キング

脚本：ポール・キング、サイモン・ファーナビー

原作：ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」

出演：ティモシー・シャラメ、ケイラ・レーン、ヒュー・グラント、サリー・ホーキンス、オリビア・コールマン、公開12月8日

「世界一のチョコレート店をつくる」という亡き母との約束を果たすため、チョコレートの町にやってきたウィリー・ウォンカ。町を牛耳るチョコレート組合の3人は、ウォンカが街角で売るチョコに人々が喜ぶのを見て、あの手この手で妨害する。警察に捕らわれて釈放されたウォンカが宿に戻ると、信じられないほど多額の借金を背負わされ、宿の地下で他の住人たちと働かされることに。彼らの協力を得て、チョコレート店の開店にこぎつけたウォンカだが…。