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映画「ハナレイ・ベイ」

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 原作は、ハワイが舞台の村上春樹作品。私にとってのハワイといえば昔、札幌のFMラジオ局の懸賞か何かで「ハワイに当選」したことがある。番組で「当選者」として私の名前が呼ばれ、放送を聞いていた知人からすぐ、お祝い電話があった。が、後日届いたチケットは、ホテルの宿泊券のみ。つまり「交通費は自費で」ということ。なんと中途半端な! それとも元々そう意味だったのか!? チケットが届くまでウキウキし、ハワイ特集のガイドブックなどを買ってすっかりその気になっていたのに・・・。ということで、私のハワイの印象は「行けたのに」だ。映画を見ていると「ハワイっていいな〜」「ここに行けたかも」という思いが強くなる。もちろん、亡き息子に会いたい母の気持ちも、わかるけど・・・。10月19日公開。

監督・脚本:松永大司
原作:村上春樹「ハナレイ・ベイ」(新潮文庫「東京奇譚集」)
出演:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、栗原類、ほか

 ピアノバーのオーナーでシングルマザーのサチ(吉田)は、息子のタカシ(佐野)がハワイ・カウアイ島のハナレイ・ベイでサーフィン中、サメに襲われて亡くなったという知らせを受ける。息子の遺骨を受け取ったサチは、ハナレイ・ベイに向かい、海辺の大きな木の下にイスを置いて読書をして過ごす。タカシの命日にハナレイ・ベイを訪れ、同じ場所で読書をするようになって10年目のある日、日本人サーファー高橋(村上)たちと出会ったサチは、彼らに息子の姿を重ね、次第に親しくなっていく。ある日彼らから、片足のない日本人サーファーを見たと聞いたサチは、それがタカシではないかと思い、ハナレイ・ベイを探し歩く。


by kikimimi_asabuya | 2018-10-18 23:16 | Movie 映画 | Comments(0)

札幌在住ライターの映画と本と綴りごと


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