本「素敵な日本人」東野圭吾 著
2017年 08月 19日
“出ると買う”作家の一人、東野圭吾。新刊コーナーに並ぶとすぐ購入するのだけど、短編集とは珍しい。帯では「寝る前に一編」読むことをお勧めしているが、この帯を外すとちょっと素敵な装画が登場した。帯を含め全体にブルーだけど、表紙カバーをはずすと、ブルーの瓶が並んでいるのが分かる。わが家のスキャナーがA4サイズ程度しかスキャンできないので右側が切れているけれど、多分、瓶を真上からみているような、ふたの部分が描かれている。短編の中になにか、(ブルーの)瓶が印象的な物語はあったっけ・・・と振り返ると、あ、あれかも・・・。
サスペンスの「クリスマスミステリ」、ファンタジーな「サファイアの奇跡」、ほろりとさせる「水晶の数珠」など、全9編の短編ミステリー。「素敵な日本人」というタイトルに、「なるほどね〜」と思える。確かに、ひと晩ごとに一編ずつ読むのもぜいたくだ。
「東野圭吾短編集 素敵な日本人」東野圭吾 著(光文社)
by kikimimi_asabuya
| 2017-08-19 15:38
| Book 本
|
Comments(0)