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映画「魂のゆくえ」

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 こんな不安な世の中に子どもを生んでいいのか・・・と悩む夫。わかる。私にも経験があるから(結局生んだけど。そして世の中は、いろいろと相変わらずだけど)。本作の冒頭で、そんな夫婦の相談に乗る教会の牧師もまた、心に闇を抱えている。そう、誰も皆、人に言えない何かを抱えて生きている、大なり小なり。それをどう解決するかは人それぞれだ。が、本作の展開は私には難解で重く、「ど、どういうこと?」「え、これで終わり?」と、少々消化不良。相談者の妻と教会の牧師の関係は想定内だし、牧師が抱える問題についても理解できるのだけど・・・。いや、まだまだ人生勉強が足りないな、私。
 ポール・シュレイダー監督(「タクシー・ドライバー」「アメリカン・ジゴロ」など)が50年間近く温めてきた作品。脚本を書き進めるうちに、牧師にはイーサン・ホークがふさわしい!と思えてきたそうだ。宗教や環境問題、政治が絡む内容で、全体のトーンも暗い。どれも「現在のアメリカの問題」らしいが後半、牧師の心境に変化が現れ始めてからは、背景の曲調も変わり、空中浮遊など不思議な雰囲気になって、私にはますます理解不能に・・・。後で見た資料によるとこれらは、いくつかの映画が原型となっているようだ。日記をつける牧師は「田舎司祭の日記」(1950)から、信徒の一人が地球の危機を憂うのは「冬の光」(1962)から、など。
 興味深かったのは、イーサン演じる牧師が、店で、刺し身を食べ日本酒を飲む場面。真面目なのか破天荒なのか自暴自棄なのか・・・。4月26日公開。

監督・脚本:ポール・シュレイダー
原題:First Reformed
出演:イーサン・ホーク、アマンダ・セイフライド、ほか

 ニューヨークにあるファースト・リフォームド教会の牧師トラー(E・ホーク)。1年間、自分の考えや出来事を日誌に直筆で書き、1年後には、それを燃やそうと決めている。ある日、礼拝に来ていたメアリー(A・セイフライド)に頼まれ、彼女の夫マイケルと話す。彼は環境活動家で逮捕歴もあり、「こんな世の中に子どもを生むのは間違っている」と、妊娠中のメアリーの出産に反対していた。トラーは自身の体験を話してマイケルを説得する。その後メアリーは、自宅ガレージで、爆弾が装着された自爆テロ用のベストを見つけ、トラーに連絡。彼はそれを教会に持ち帰る。その翌日、トラーはマイケルに呼び出されるが・・・。


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-23 17:13 | Movie 映画 | Comments(0)

映画「バースデー・ワンダーランド」

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 「大人が泣いた」のキャッチコピーに、「またまたぁ・・・」と疑心暗鬼な私。この手のアニメは個人的にはあまり見ないのだけど、なんと、うかつにも(?)涙しそうになった。自分に自信が持てない女の子が、ある世界の救世主となり、出会いと冒険を繰り広げるうちに強くなっていくストーリー。誕生日の前日、母の意味深なプレゼント、ワンダーランドの設定などにファンタジー要素がいっぱいで、モノの描写の細かさや色の美しさに多分、ぐっときたのかも、私。
 監督は2018年に紫綬褒章を受章しているというから、驚き。アニメーション映画監督で受賞しているのは高畑勲監督、大友克洋監督に次いで3人目だという。キャラクターデザインのイリヤは、ロシア出身で日本在住のイラストレーター。原監督がその画集に一目惚れしてお願いしたという。まだまだ“私の知らない世界”はあるものだ(ちなみに、出演者の一人、市村正親も紫綬褒章を受章しているらしい)。監督が「クレヨンしんちゃん」の映画を手がけていることから、声優にも「しんちゃん」チームを起用。4月26日公開。

監督:原 恵一
脚本:丸尾みほ
原作:柏葉幸子「地下室からのふしぎな旅」(講談社青い鳥文庫)
キャラクター/ビジュアル:イリヤ・クブシノブ
出演(声):松岡茉優、杏、麻生久美子、市村正親、東山奈央、藤原啓治、矢島晶子

 誕生日の前日、学校を休んだアカネ(松岡)は母(麻生)から、自分でバースデープレゼントを受け取るように言われ、叔母チィ(杏)が営む骨董品店に行く。そこで、地下室の扉が突然開き、謎の大錬金術師ヒポクラテス(市村)と弟子のピポ(東山)が現れる。2人はアカネに「私たちの世界を救ってほしい」と懇願し、好奇心旺盛なチィも一緒に行くことに。その世界は、「色が失われる」危機に瀕しており、アカネは救世主にされてしまうのだが・・・。


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-22 15:35 | Movie 映画 | Comments(0)

猛省

太るには、ワケがある。
ここ最近の自分のランチを振り返って、つくづく思った。
「そりゃあ、太るわ」という食べ方をしていたのだ、ワタシ。
欲するがまま・・・。

たまに映画館で、明らかに“大きな人”が、
巨大なポップコーンとコーラを持ちながら
座席間を窮屈そうに歩いているのを見て、
「そりゃあ、あなた・・・」と思っていたが、ワタシもそうだった。

まさか術後に「おがくず酵素浴」に行けないとは思わなかったので、
手術の翌日にはもうスケジュールに入れていたほどだった。
だってこれまで、多少食べても飲んでも
酵素浴に行けばほぼチャラになるし、
酵素浴プラス断食(ファスティング)で減量できるのも実績済み。
だから食べても大丈夫、と思っていたのだ。
しかも私は元々、晩ご飯を食べないので、
ランチが少しくらい濃厚な、ヘビーなものでもいいと思ってきた。
その結果がコレだ。
肉、肉、肉、そして山盛り。

4月10日、自宅。
カレー用のお皿を買ったので、雑穀米とホッキカレー。
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4月11日、北海道ダイニング ミチノイエ。
塩とたれのミックスザンギ定食。ここのザンギは盛り盛りで大好き。
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4月12日、CAFÉ YOSHIMI。
野菜たっぷり。オムライスとハンバーグがセットの大好きメニュー。
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4月14日、自宅。
そう、そう、野菜たっぷりにすればいいのよ、とソース焼きそば。
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4月17日、東京 五十番。
術後を案じて来てくれた母と、あんかけ焼きそばに餃子を添えて。
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4月19日、ブルックリンパーラー札幌。
母と娘と3世代で、ハンバーガーランチ。ポテトが絶品。
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新しく買ったお皿をいろいろ使ってみたい、とか、
母が食べたいものを食べさせてあげたい、とか、
いろいろあるのだけど、こうも続いては言い訳無用。
猛省、猛省。
ボーッと食べてんじゃんねーよっ!


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-21 12:34 | Diet ダイエット | Comments(0)

ダイエット中断

昨年のお盆直後から始めた酵素ダイエットは
3カ月で5キロ減。
その後も少しずつ落ちて、
トータルで7〜8キロ減を保っていた。
目標まであと2〜3キロ減というときに、
先日の手術後3日で一気に1.7キロ増!
お酒も5日間、飲んでいないのに!?

抜糸まで、入浴はシャワーのみ。
体が温まるようなお風呂はNGで、
体を芯から温めて汗をたくさん出すようなおがくず酵素浴は、
もちろんNG。
食事は普通に取って良いのだけど、
痛みがあり、動きも制限されるから、早く寝る
(ま、寝るのはいつも早いけど)。
つまり、動かず、汗をかかず、食べて、寝る、という状況だと
数日ですぐ太るということがわかった
(いや、そりゃそうですわ)。

今日は断食(ファスティング)をしようとも考えたが、
体調がまだ不安なので、とりあえず食事を少なめに。
毎日数百グラムずつでも落として手術前の体重に戻さなきゃ。
まずは回復が第一。
となるとGWは毎日、おがくず酵素浴かも!?


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-20 19:03 | Diet ダイエット | Comments(0)

手術しました

昨日、手の指を1本、手術した。
数年前から悩まされていた手の指の第一関節が変形する症状で
「ヘバーデン結節」という。
40代以降の女性、指をよく使う人に多いともいわれるが、
私の身近には、両手の指すべてに症状が出ている男性もいる。

最初に受診したとき、「基本的には治らない」と言われた。
まあ、手のモデルでもないし、年齢も年齢だし、
指を使う仕事はまだ当分辞められないので、
仕方がないと思って日々過ごしていた。

でも昨年あたりから、ズキズキと痛むようになり、
触ると、豆のような固いモノを感じる。
やがて左の中指だけに水ぶくれのようなモノができて
それがどんどん大きくなる。
パンパンにふくらんだり、
周囲が青黒く、または赤く盛り上がったり、
脈打つようにドックンドックンと感じることもある。
月のクレーターのような形状で、高さにして5㍉ほどあるので、
ちょっとしたときにガツンとぶつける。
瞬間、電気が走ったように、痛い。
さすがにテーピングだけではもう「無理!」となった。

以前受診した病院で再診察したところ、
これはヘバーデン結節の「ガングリオン」であり、
あまりひどい場合は、手術になるとのこと。
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/heberden_nodes.html

指1本の先だから、局所麻酔だけで、
座ったまま手術の様子も見られるかも、と思ったが、
実際は、手術着に着替え、ベッドに寝かされて手術室へ。
脇の下から麻酔を打たれ、頭の上部から布ですっぽり覆われる。
マジな手術(苦笑)。
それでも執刀医や看護師さんたちと雑談するうち、終了した。
手術自体は多分、20〜30分の感覚だった。

30年近く前に、ちょっとした病気で手術をしたことがある。
そのときは全身麻酔。
手術室に入って「準備をしているな〜」と思っていたら、
次の瞬間はもう、病室に戻っていた。
今回は腕だけが無感覚で、
寝ていると顔に当たる腕が、まるで棒のよう。
見た目は、映画「カメ止め!」の作り物の腕みたい。

今日、消毒のためにまた病院へ。
頑丈に固定されていた包帯を外し、初めて見た患部は、
映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の
つぎはぎ人形サリーを思わせた。

昨日の今日さすがにまだ痛い。
抜糸まで患部を濡らさないようにしなければならないので、
しばらくは「上げ膳据え膳」で過ごせるか・・・(苦笑)。


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-17 17:32 | Other 他 | Comments(0)

カメ止め舞台は人気ロケ地?

少し前にTV放映された映画「相棒」シリーズを録画していたので、先日やっと見た。
「相棒—劇場版Ⅳ—首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断」(2017公開)
で、「あらら?」。
犯行グループが立てこもっているアジトに見覚えが!
ここ、「カメラを止めるな!」の撮影場所では?

そしてまた先日、業務試写で見せていただいた
「賭ケグルイ」(5/3~)の撮影場所にもまた見覚えが・・・。
あらら、「カメ止め!」の、あの場面の?
資料を見るとロケ地は
「『カメ止め!』で有名になった、水戸芦山浄水場」とある。

「水戸芦山浄水場」って何?と思って検索すると今度は、
「『カメ止め!』のロケ地は、欅坂46のMVロケ地と同じ」
というものもあった。
戦隊モノのロケも行われたという。

つまり、人気のロケ地だということ、しかも廃墟的に。
これはおそらく、
水戸市のフィルムコミッションなどが頑張っているのかしらと思い、
検索したところ、ずらりとロケ地が登場。
http://www.mito-film.jp/?page_id=70
この中で、芦山浄水場は結構使用されていることに驚く。
理想的な廃墟なのだ、やはり。

昭和7年から平成5年まで稼働していたという浄水場。
現在はロケのみ使用可としているようなので、
より廃墟感が増してくるかもしれないけれど、
「カメ止め!」の大ヒットで、今後はなかなか使いにくい?
だってもう、「どこか知らない、こわ〜い場所」じゃないですよね。


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-16 09:36 | Movie 映画 | Comments(0)

シネマ歌舞伎「野田版 桜の森の満開の下」

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 歌舞伎の舞台を複数の高性能カメラで撮影して映画館で上映する、シネマ歌舞伎。これを全国の映画館で一斉に上映するのが「月イチ歌舞伎」で、今年の第1弾が4月5日からスタートしている。それが、「野田版 桜の森の満開の下」だ。演劇ファンなら、坂口安吾の小説を元に書き下ろした野田秀樹の舞台「贋作・桜の森の満開の下」を知っているかも。歌舞伎役者の故中村勘三郎が、野田と一緒に作りたかった新作の歌舞伎が、勘三郎亡き後、シネマ歌舞伎となって上演された。演じるのは、勘三郎の息子たち、中村勘九郎と中村七之助。残酷な姫を演じる七之助がこんなにいい女形になっていたとは驚きだったし、市川染五郎(現・松本幸四郎)も出演している。テーマでもある満開の桜と桜吹雪がすばらしく美しい。
 着物の柄や俳優の表情、指先など、劇場で生の舞台を見る以上に間近で見られるのがシネマ歌舞伎。今は亡き名優をもう一度見られるのもうれしい。今後も毎月演目を変えて上映される。札幌では、札幌シネマフロンティアで上映中。本作は4月25日まで。

作・演出:野田秀樹
原作:坂口安吾作品集より(「桜の森の満開の下」「夜長姫と耳男」)
出演:中村勘九郎、市川染五郎(現・松本幸四郎)、中村七之助、中村梅枝、市川猿弥、中村扇雀、ほか

 天智天皇が治める時代。ヒダの王(扇雀)のもとに、耳男(勘九郎)、マナコ(猿弥)、オオアマ(染五郎)という3人の匠が集められる。ヒダの王は彼らに、娘の夜長姫(七之助)と早寝姫(梅枝)を守る仏像の彫刻を競わせるが、実は彼らは身分を偽っていて・・・。


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-15 15:50 | Movie 映画 | Comments(0)

本「今日も嫌がらせ弁当」を読んだ

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 表紙の写真と「嫌がらせ」のワードに「はぁ!?」と驚き、発売された2015年2月にすぐ購入した本。ず〜っと「積ん読」だったのだけど、今年6月に映画が公開されると知って、急いで読んだ。
 レシピ集というより、シングルマザーの母と娘の、お弁当の交流記録。娘を持つ身は同じだし、毎日お弁当を作っている者としても、「嫌がらせ弁当って、どんなの?」と興味津々。もっともわが家には、嫌がらせをしたい娘や家族もいないし、キャラ弁を作る気もないのだけど、とにかく、著者=母親=のお弁当のセンスに感心しきりだった。

 反抗期の娘(高校生)への「仕返し」のために始めた、3年間の「嫌がらせ」が素晴らしい! 「親が子どもに仕返しって、大人げない!」と思うでしょ。いやいやこれが、一風変わったコミュニケーションで、心温まるのです。「フツーのお弁当がいい」という娘の主張をしっかり無視し、夜なべしてまで「嫌がらせ」の下ごしらえをする母。そして「ウザイ」と言いながら毎日きれいに食べて帰ってくる娘。家では母に甘え、わがままを言い、生意気で、だらしがない娘も、学校では違うということを母はわかっている。それでも「あのさぁ!」「いい加減にしろ!」と言いたくなるのが母なのだ。
 スライスチーズと海苔を上手く使った文字で伝えるメッセージ「早起きしろ!!」「皿は片せや!!」とか、おどろおどろしい「呪」の文字とソーセージで作った“血まみれの指”とか、芸能人の似顔絵とコメント、おなじみの商品とそのCMコピーとか・・・。とにかく、その精度はまさに芸術。高校生活最終日の「表彰状」弁当には泣けます。

 ブログにアップしていた写真とエッセーが本になったもので、本書ではブログ読者からの質問にも答えている(例:海苔はどうやって切るの?)。技術的な部分も、その企画とコメントのセンスも秀逸で、楽しい。たまに見返して元気をもらいたい本だ。

「反抗期ムスメに向けたキャラ弁ママの逆襲 今日も嫌がらせ弁当」
ttkk(Kaori)著(三才ブックス発行)



# by kikimimi_asabuya | 2019-04-14 18:17 | Book 本 | Comments(0)

柴田元幸の翻訳教室2days

翻訳家柴田元幸氏の翻訳教室が5、6日の2日間、
札幌で行われたので受講。
昨年9月に続き、とても有意義で楽しい講座だった。
各日2時間強、それはそれは、脳みそが沸騰しそうなほど!

初日は、事前に与えられていた課題の翻訳について。
2本のうち1本を選んで翻訳し、提出することになっていたもので
柴田氏が添削して戻してくれる。
赤字を入れてもらった原稿は、私にとって、宝物だ。
この日は、多くの人が間違って解釈していた箇所や
「この人のココが上手い」など受講者の訳について品評された。

2日目は、
柴田氏が翻訳している「ハックルベリー・フィンの冒けん」の抜粋と
エリオット・ワインバーガーの短編を題材に
柴田氏が訳しながら、翻訳において大切なことを教えてくれる。
日本語の文章にも通じる、とても興味深いあれこれ。
「楽しい!」しか頭になかった。
勇気づけられるアドバイスもあって、うれしかった。

昨年の講座で、「柴田元幸」という人のファンになった。
話がとてもわかりやすく、偉ぶらなくて博学で、
受講生の質問にできるだけ答えようと時間を取ってくれる。
昨年は私の誕生日の講座だったので
サインを頂くときにメッセージを書いてくださったのだけど、
すごく気さくで、よく知っている“身近な人”のようだった。

村上春樹との共著がまた近々、発売されるという。
翻訳が楽しくて大好き!な2人の、新しい本を早く読みたい。
そして、
翻訳という作業を趣味にしたい!と真剣に思い始めた。
柴田氏も言っていたけれど
「英語(外国語)が読めるだけでうれしい、という感覚と
それを日本語にすることの快感を楽しむ」ことが大切だ、と。
まさに私の理想。
仕事にしたいなどとおこがましいことは思っておらず、
本、文字、言葉、物語など、好きなことをずっと続けたい。

数々の翻訳作業に加え、
「柴田元幸責任編集 MONKEY」という雑誌も編集している柴田氏。
忙しいのは重々承知だけれど
年に1、2度でいいから、札幌で講座を開いてほしい。
万難を排して行きます!


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-07 09:08 | English 英語 | Comments(0)

本「翻訳夜話2 サリンジャー戦記」を読んだ

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 翻訳家柴田元幸と作家村上春樹が翻訳について語るシリーズ。昨年9月に札幌で開かれた「柴田元幸の翻訳教室」を受講した際、とても楽しかったので、直後に「翻訳夜話」「翻訳夜話2〜」を購入した。2人の対談や翻訳を収めてあり、同じ原作をそれぞれが翻訳したものは「なるほど、こんなふうに違うのね」と興味深かった。4月にまた札幌で「柴田元幸の翻訳講座」があるため、先月「2」を読了した。
 村上春樹が新訳を終えたサリンジャー「キャッチャー・イン・ザ・ライ」(2003年)の話題が中心。青春文学と言われ、若者たちのバイブル的な、あるいは犯罪者に影響を与えたともいわれている「キャッチャー」そしてサリンジャーという人について、2人が「語り尽く」している本。英語じゃないけど言葉の仕事をする私にとって、前作同様、本当に楽しく読んだ。

 私は、野崎孝訳「ライ麦畑でつかまえて」と村上春樹訳「キャッチャー」の両方を持っているのだけど、全く内容を覚えていないという情けなさ。もしかして、読んでいないのかも? “積ん読”だったのが書棚に入ってしまったとか? いずれにしても、2人の話を聞いている、いや読んでいると、2冊を読み比べたくなる。子どもの頃から本が好きで、ずっと読み続けてきたのだけど、トシのせいか、内容を覚えていないものも多くなってきた。そんなときはトホホな気分になる。なぜ残らないのだ、ワタシの頭よ。活字を追うだけの、ただの活字中毒か!?と自分を責めても始まらない。ゴールデンウイークは読書ざんまいとし、昔読んだ(はずの)本をもう一度読んでみよう。何か違う感覚が得られるかもしれないし、ね。

「翻訳夜話2 サリンジャー戦記」村上春樹・柴田元幸 著(文春新書)


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-06 16:41 | Book 本 | Comments(0)

映画「バイス」

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 ジョージ・W・ブッシュ大統領時の副大統領ディック・チェイニーが主人公。資料によると彼は「世界をメチャクチャにした悪名高き副大統領(バイス・プレジデント)」であり、「陰の大統領」とも言われた。演じるのは、「ダークナイト」シリーズのクリスチャン・ベール。約20キロ増量し、一度あたり5時間近くかかる特殊メイクを施して撮影したという。「バイス」には悪徳、邪悪という意味も込められているようだが、でっぷりした体型と目つきがそれを物語っている。ブッシュ役のサム・ロックウェルは、本当にブッシュに見えて笑える(失礼)し、パウエル国務長官役のタイラー・ペリーも「本人が出演?」と思えるほどそっくり。存命の人物を取り上げるのはなかなか難しいと思うのだけど、監督は「チェイニーの了承を得ると伝記映画になってしまい、自由もきかないので、全ての事実のチェックをして撮影した」という。まもなく公開の「記者たち 衝撃と畏怖の真実」でもイラク戦争の真実がテーマ。映画監督たちも黙っちゃいない? 4月5日公開。

監督・脚本:アダム・マッケイ
製作:ブラッド・ピット、アダム・マッケイ、ほか
原題:VICE
出演:クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、スティーヴ・カレル、サム・ロックウェル、タイラー・ペリー、ほか

 2001年9月11日、同時多発テロ発生。陣頭指揮に当たった副大統領チェイニー(C・ベール)は、不在のブッシュ大統領(S・ロックウェル)に確認もせず、人命に関わる重大な決定を下していく。ニクソン政権の大統領補佐官ラムズフェルドの下で働いたチェイニーは、後に史上最年少34歳でフォード政権の大統領首席補佐官に。レーガン政権下の1980年代を経て、ジョージ・H・W・ブッシュ(パパブッシュ)大統領下で国防長官に就任したが、同性愛者の娘がネックとなり、政界から去っていた。だが、出来の悪さで評判の、ブッシュ大統領の息子ジョージ・W・ブッシュが大統領となり、副大統領に就任する。同時多発テロ発生後、チェイニーは巧妙に情報操作を行い、ブッシュにイラク侵攻の決断を迫る。


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-04 20:44 | Movie 映画 | Comments(0)

本「還暦着物日記」を読んだ

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春からヒマになるので、やっと着物の復習ができると思っていたとき、書店で見つけたのが、この本。「還暦」という言葉にも引っかかった(あと数年あるけれど)。

群ようこの本は読んだことがなかったけれど、彼女が普段から着物を着る人だというのをこの本で知った。「着物を愛して40年」だそう。掲載写真の着物や帯、草履などはすべて彼女の私物で、いつ・どんなときに・何を着ていったか、というコーディネートが記された“日記”だ。

着物や着付けを知っている人ならわかるけれど、そうでない人なら、きっと、何のことを言っているのかわからないと思われる“日記”。
きもの講師の資格を持つ私でも文字を追いながら想像するのが大変だった部分もある。

着物を着て買い物をする彼女を見た子どもが「今日はどこかでお祭りがあるの?」「どうしてお正月じゃないのに着物を着てるの?」と母親に聞いている様子には、わかる、わかる。私も着物を着ていると「今日は何かあるの?」と聞かれるときがある。まだまだ「着物は特別なときに着るもの」のイメージなのだろう。群女史いわく、
「そういう時に着物を着ると知っているだけでも良しとしよう」。

また、彼女が買い物をした店のレジの女性に「私も日本の文化継承のために、着物を着なくてはと思っている」と言われたのに対し、群女史は、「啓蒙活動をする気はなく、ただ好きできているだけ」と言う。

私自身、着物はもちろん好きで着ているのだけど、“啓蒙”とまで行かずとも着物の良さを広めたいとは思っている。普段着として着物を着て歩くことで、「あ、いいな」「あんな着方をしてもいいのね」
と思って着てもらえるなら、いい。

着物は日本の文化だし、素晴らしい芸術作品。それをガラスケースの中で見るのではなく、身にまとうことができるのだから、なんとぜいたくな趣味だろう。

本書の帯にある「これでまた、安心な老後が遠のいていく・・・。」は、
“着道楽(きもの道楽)”なら、「わかるわ〜」(笑)。

「還暦着物日記」群ようこ 著(文藝春秋刊)


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-02 21:02 | Book 本 | Comments(0)

ワクワクの4月1日

今月から少しヒマになったので、
5月のTOEICを受験することにした。
その日まであと2カ月弱。
毎朝、お弁当を作る前の2時間ちょっとが、勉強タイムだ。
TOEICはちょうど1年前に受けたきりなので、
1年前の自分を少しでも超えるのが目標。

ずっと着る機会がなかった着物も
練習時間が取れそうなので、復習したい。
着付けはもうすっかり忘れているかもしれないし・・・。
着物だんすの引き出しを全部開けて
今一度、点検しなきゃ。

学びの春になりそうで、ワクワクする。

ワクワクといえば、
世間もマスコミもワクワクしていた新元号の発表が今日、
予定の11時30分よりちょっと遅れて発表された。
その時間は某編集部で、皆でNHKを見ていたのだけど、
いざというときに手話通訳の画像と丸かぶり。
管官房長官が高々と上げた新元号の文字が
「見えな〜い!」「よけて〜っ!」。
ネットではそのときの画像入りで
「やらかした」だの「わざと」だのと、にぎやか。

それにしてもNHK、
官房長官が左右どちらに上げるのか、わからなかったのかしらん。
というより、左右どちらかに上げるのは想像できただろうから、
手話通訳画像を下の方に入れる、と考えなかったのかしらん。
あ、それとも官房長官が左右を間違えた?
おたくのチコちゃんに
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」って叱られますよ〜。


# by kikimimi_asabuya | 2019-04-01 16:44 | Other 他 | Comments(0)

終わるときにわかること

3月は別れの月、卒業の月。
TV番組でも、司会者や出演者が
「卒業します」と涙であいさつをしているのをよく見る時期。

私も、3年半関わった媒体の仕事が3月で終了。
後悔と闘いと喜びと我慢の、まるで子育てのような日々だった。
早く終わってくれないかとずっと思い続けてきたが、
それでも全力を注いでいただけに、
いざ終わってみると寂しいものだ。

人の本分=その人に本来備わっている性質(by広辞苑)=は
終わるときにわかるものだと今、つくづく思っている。
人の性格や仕事の仕方というのも
そう簡単には変わらないのだということもわかった気がする。

最後まで、ちゃんとやろう。
最後くらい、ちゃんとしよう。
最後だから、もういいや。
最後、だから何?

終わりを迎えることがわかると、人の態度はさまざま。
自分も気をつけなければいけないな、残りの人生で。

たくさんの出会いと学びをありがとうございました。
皆さんのおかげで、また少し、成長できた気がする私です。
どうぞ、すてきな春をお迎えください。


# by kikimimi_asabuya | 2019-03-31 13:19 | Other 他 | Comments(0)

映画「マイ・ブックショップ」

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 映画を見て本が読みたくなるというのもおかしな話だけれど、本好きな人が見たらきっと、「ああ、本が読みたい!」「本ってやっぱりいいな」と思えるはず。亡き夫との夢だった書店を開こうと、イギリス東部の小さな港町にやってきた女性が主人公。閉鎖的で保守的な人々が住む町で、よそ者の彼女が新しいことを始めると聞くだけで、「そりゃあ、さぞかし大変だろう」と思う。こういう所には大抵、人々を何かしらの力で従わせる権力者がいて、反発したくてもできない状況になっているものだ。わずかな“反体制”が主人公に味方するが・・・という設定も想像がつく。
 本作もまさにその流れなのだけど、私がしみじみと「いいな〜」と思えたのは、昔のイギリスの建物や町並み、海と風の音などの舞台がすてきなこと。本が好きな人々がいるということ。本が並んでいることや大切にされていることに幸せを感じること、だ。引きこもりの老人が彼女に本の選書を依頼する場面や、その本を紙とひもで丁寧に包む様子など、本への愛おしさがつのる。

 原作は英国ブッカー賞を受賞したペネロピ・フィッツジェラルド、監督は「死ぬまでにしたい10のこと」のイザベル・コイシェ、主人公は「メリー・ポピンズ・リターンズ」で大人になったジェーンを演じたエミリー・モーティマー、老人には「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズでのデイヴィ・ジョーンズ役を演じたビル・ナイがシブく演じている。本編に登場する本で重要な役割を果たすのが、「華氏451度」にはじまるレイ・ブラッドベリ作品やディケンズなど実際にある本の数々。私が知らない作品もあり、読んでみたくなる。映画館で販売できれば、売れるかも(笑)。 3月30日公開。

監督・脚本:イザベル・コイシェ
原作:ペネロピ・フィッツジェラルド「The Bookshop」
原題:The Bookshop
出演:エミリー・モーティマー、ビル・ナイ、パトリシア・クラークソン、ほか

 まだ保守的な空気が漂う1959年のイギリス東部の町。1軒も書店がないこの海辺の町に、戦争未亡人のフローレンス(E・モーティマー)は亡夫との夢だった書店を開こうとする。ボロボロだけど理想的な建物、通称「オールド・ハウス」を買い取って開店準備を進めるが、何かと横やりが入る。ある日、町の有力者ガマート夫人(P・クラークソン)のパーティーに招待されたフローレンスは、夫人から、「オールドハウスを芸術センターにしたい」と言われるが、きっぱり断るのだった。その後も何かと邪魔立てされつつも、ついに開店の日。40年以上も邸宅に引きこもっているという老人ブランディッシュ(B・ナイ)から、推薦本を送ってほしいと頼まれたフローレンスは、レイ・ブラッドベリの「華氏451度」を届ける。やがて、ブラッドベリの作品をもっと読みたいと言われ、本を通した2人の交流が始まるのだった。書店を待ち望んでいた人々によってフローレンスの店はにぎわい、お手伝いの少女クリスティーンを雇うほどに。ついにガマート夫人は、本格的に攻撃を始める。


# by kikimimi_asabuya | 2019-03-30 12:12 | Movie 映画 | Comments(0)

映画「ダンボ」

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 私は子どもの頃、「ダンボ」と呼ばれていた。耳が大きく、立っていたから(「ハクション大魔王」の「あくびちゃん」とも呼ばれたけれど)。後にディズニー好きになった私は、アニメでダンボを知り、娘が小さかったときもずっと見続けた。でも、高い・速いが苦手なので、東京ディズニーランドのダンボにはなかなか乗れない。あれは結構速いのだ。
 ディズニー出身のバートン監督は「ダンボ」に“並々ならぬ愛情”があるとのことで、企画段階から参加したそうだ。監督作を見続けてきた私が好きな部分の一つに、オープニング映像がある。本作でのそれは、これまでとはちょっと違い、サーカス団を運ぶ蒸気機関車の車両がワクワク感を出している。小さくて貧乏そうだけど温かみのあるサーカス団と、今でいうテーマパークのような巨大で華やかなドリームランドが対照的。それらを全てセットで作ったというからすごい! ドリームランドのパレードや出し物のダンスの場面の華やかさ、例の“ピンクの象”のシーンはまさに監督らしい奇妙な美しさがあって、楽しい。
誰もが知っている“空飛ぶゾウ”のダンボだけれど、本作のダンボはもう完全な“飛行物体”。ディズニーランドで私が乗れないアトラクションのダンボなど問題じゃないくらい。え、そこまで、そんなに、飛びますか!?というほど、飛ぶ(笑)。ビュン、ビュン。
 音楽はバートン監督との仕事は本作で17作目というダニー・エルフマン。やっぱりすてき! T・バートン監督作の常連の一人ダニー・デビートは、監督作で3度目のサーカス団団長の役。私にはもうこの人は、本当のサーカス団団長にしか見えないくらいだ。3月29日公開。

監督・製作総指揮:ティム・バートン
脚本:アーレン・クルーガー
原題:DUMBO
出演:コリン・ファレル、マイケル・キートン、ダニー・デビート、エヴァ・グリーン、ほか

 メディチ(D・デビート)率いるサーカス団に、看板スターのホルト(C・ファレル)が戦争から戻ってくる。彼は戦地で片腕を失っており、その留守中に妻も亡くしていた。サーカス団には子象が誕生するが、耳が大きすぎ、「ダンボ」と呼ばれて観客からも笑いものになる。ダンボの世話を任されたホルトの子ども、ミリーとジョーは、ダンボが羽根を吸い込んでくしゃみをしたときに宙に浮くことを発見。やがてそれは“空飛ぶダンボ”として評判となり、サーカス団は大興行師ヴァンデヴァー(M・キートン)の「ドリームランド」に招かれる。そこに捕らわれているダンボの母ジャンボを助けようと、ホルトとサーカス団の仲間たちは救出作戦を企てる・・・。


# by kikimimi_asabuya | 2019-03-29 20:35 | Movie 映画 | Comments(0)

本「歌舞伎の解剖図鑑」を読んだ

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 仕事でシネマ歌舞伎の取材をすることになり、まず歌舞伎の基本を知ろうと書店に行って見つけたのがこの本。調べ物や探し物をするときはやはり、書店が頼りですわ。
 筆者の辻和子さんは子どもの頃、歌舞伎好きの親の影響で劇場に通ったそう。イラストレーターでもある彼女は、本書でイラストも手がけているが、これが楽しくてわかりやすい! 購入の決め手になったのはこのイラストだと言っていいくらい。
 歌舞伎の用語は結構、現代社会で一般に使われていて、「この言葉も歌舞伎から来ているの?」というのが多いのだけど、それが面白く紹介されている。歌舞伎のルールやストーリーも現代の身近なものに例えて解説されてあるので、「なーるほど、そういうことね」と理解しやすい。歌舞伎役者の家系図や演目の紹介もあって、本当に「図鑑」的な要素がありがたかった。用語についても調べられるので、辞書としても重宝した。シネマ歌舞伎だけでなく、生の歌舞伎を見る機会があればきっと、お助け本になると思う。持っているだけで楽しい本だ。

「歌舞伎の解剖図鑑」絵と文:辻和子(株式会社エクスナレッジ)


# by kikimimi_asabuya | 2019-03-24 16:23 | Book 本 | Comments(0)

映画「ブラック・クランズマン」

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 白人至上主義を掲げるアメリカの秘密結社KKK(クー・クラックス・クラン)。白い三角頭巾をすっぽり被った白装束の、あの軍団だ。そこに黒人の捜査官が潜入するというドキドキな設定は、なんと実話。KKKに電話をして黒人の悪口を言うのは黒人捜査官、いざKKKのメンバーと会うときは白人捜査官が行くという。いや、それ、大丈夫なの?と心配なのだけど、大丈夫なの、スレスレに。原作者自身がこの警察署の初めての黒人警官で、最年少の刑事で、本当にKKKに電話をした人物。自分の人生の一部がスクリーンに映し出されるのを楽しく見たらしい。主演は、デンゼル・ワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントン。彼は幼少期に、やはりスパイク・リー監督の「マルコムX」に出演している。ドラマ「ブラックリスト」のR・エッゴールドが、KKKの幹部役で登場。3月22日公開。

監督・脚本・製作:スパイク・リー
脚本:チャーリー・ワクテル、デイビッド・ラビノウィッツ、ケヴィン・ウィルモット
原作:ロン・ストールワース「ブラック・クランズマン」
原題:BlacKkKlansman
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライバー、トファー・グレイス、ライアン・エッゴールド、ローラ・ハリアー、ほか

 1970年代半ば、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署。街で初めての黒人刑事ロン・ストールワース(J・D・ワシントン)は、事件捜査の担当を希望するが、書類管理の記録室に配属される。黒人差別をする白人刑事からの露骨な嫌がらせや単純な仕事にうんざりしていたある日、「ブラック・パンサー党」の演説会に潜入捜査するという任務を与えられる。黒人の党首クワメの演説を聞き、女性幹部のパトリス(L・ハリアー)と親交を深めるが、特に事件性はナシ。その後、情報部に異動になったロンは、新聞でKKKの広告を見て電話をかける。留守電にメッセージを吹き込むとまもなく、ウォルター(R・エッゴールド)という男から電話が・・・。白人以外全ての人種を嫌っていると話したロンはウォルターと会う約束を取り付け、白人刑事のフリップ(A・ドライバー)を自分の代わりに向かわせるのだった。うまく潜入したフリップだが、組織の構成員フェリックスは彼の正体を疑う。


# by kikimimi_asabuya | 2019-03-22 18:25 | Movie 映画 | Comments(0)

映画「バンブルビー」

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 車には全然興味がないのだけど、「トランスフォーマー」シリーズは大好き。車が一瞬で巨大ロボットに変身する様子が(そしてその逆も)美しく、好きなのだ。これを見た直後は、街を走る車がみんな“トランスフォーム”するように思えて楽しい。本作はそのシリーズの始まり、「エピソード・ゼロ」的なもの。黄色のトランスフォーマー「バンブルビー」の命名の由来、なぜラジオボイスなのか、なぜカマロなのかなどがコレでわかる。
 時代設定は1987年で、音楽も80年代のヒット曲がいっぱい。多感な年齢の主人公にとって音楽は欠かせない要素だから、80年代の楽曲で育った(実はもう十分育っていた時期だけど)私にとっても、それを聴くだけでいろいろな場面が思い浮かんだ。バンブルビーは「ほかのトランスフォーマーたちより幼くて、元気で、遊び好き」という設定らしいが、なるほど本作では、まるで幼児のようなハチャメチャぶり。主人公は地球外生命体のトランスフォーマー「バンブルビー」と孤独な少女なのだけど、少女の弟というのがまた、小憎らしくてかわいい。「キミの年代ならわかるよ、その突っ張りぶり」と思えるいじらしさがあって、ほほえましい。製作総指揮は変わらずスピルバーグ、これまでの監督マイケル・ベイが本作ではプロデューサーに回っている。3月22日公開。

監督:トラヴィス・ナイト
脚本・原案:クリスティーナ・ホドソン
原題:Bumblebee
出演:ヘイリー・スタインフェルド、ジョン・シナ、ジョージ・レンデボーグ・Jr、ほか

 1987年、カリフォルニアの海辺の田舎町。最愛の父を亡くした悲しみから立ち直れない少女チャーリー(H・スタインフェルド)は、母と弟、新しい父と暮らしている。18歳の誕生日に、顔なじみの廃品置き場で廃車寸前の黄色いフォルクス・ワーゲンを見つけたチャーリーは、それを譲り受けて自宅に乗って帰る。ガレージで点検しようと近づいた途端、車が突然変形=トランスフォーム=して立ち上がる。他の惑星から来たらしいそれに「バンブルビー」と名付けるが、その存在が、チャーリーに思いを寄せる同級生で隣人のメモ(J・レンデボーグ・Jr)にバレてしまう。やがて、バンブルビーをつけ狙う追っ手が地球にやってきて・・・。


# by kikimimi_asabuya | 2019-03-21 18:59 | Movie 映画 | Comments(0)

映画「キャプテン・マーベル」

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 業務試写会が終了して場内が明るくなったとき、私の前方にいた男性が連れの人に、「いや、もう! 最強でしょ、彼女!」と興奮して言っていた。マーベル好き、アベンジャーズ好きな私もそう思う。これ以上、いるか!?って。“アベンジャーズ誕生の鍵を握る”のが、このキャプテン・マーベルという女性(最初から「キャプテン」と命名されているのはどうなのと思うけど)。TV-CMでは、彼女がバスの車内で老婆から膝蹴りを受けて戦うシーンがある。老婆もかなり強くて驚くが、その正体は、見たものの姿に何でも変身できる能力を持つスクラル人。老婆でも子どもでも、動物でも。SFではよくある設定だけれど、誰が敵か味方かわからなくてスリリングだ。そんなスクラル人は確かにやっかいだけど、自身もまだうまく使いこなせないほどのパワーを持つキャプテン・マーベルもやっかいだわね〜、と続編が楽しみ。あるときから登場してキャプテン・マーベルたちと行動を共にする猫の今後も期待したい。3月15日公開。

監督・脚本:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
原題:Captain Marvel
出演:ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジュード・ロウ、グース(猫)、ほか

 事故で過去の記憶を失い、その代わりに強大な力を得た女性キャプテン・マーベル(B・ラーソン)。地球から遠く離れたクリー帝国でエリート兵士として活躍している。身に覚えのない記憶のフラッシュバックや夢に悩むが、帝国の精鋭部隊スターフォースの司令官(J・ロウ)が心の内を明かせる数少ない人物だった。ある日のミッションで地球に不時着した彼女は、ここでの記憶があるように思えて戸惑う。彼女を追って地球にやってきたスクラル人は自在に姿を変え、その“記憶”を狙うのだった。キャプテン・マーベルに遭遇した国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)のニック・フューリー(S・L・ジャクソン)は、組織での立場をかえりみず、彼女と行動を共にする。


# by kikimimi_asabuya | 2019-03-17 19:14 | Movie 映画 | Comments(0)

札幌在住ライターの映画と本と綴りごと


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