Netflixで「宇宙兄弟」全99話を今朝、見終わった。
約2週間かけて、毎日数話ずつ見ていたので、
すでに「宇宙兄弟」ロス。
TVで放送されていたときも毎週見ていたが、
やはり素晴らしい、すてきな、大好きな物語だ。
宇宙飛行士になって月面に立つことを目指すという
兄弟(ムッタとヒビト)の夢もさることながら、
笑えて、泣けて、元気になって、気持ちがスーッとなる。
人として大切にしなければいけないことは何かをわからせてくれる。
私にとっては希少で貴重なアニメだ。
2007年から「モーニング」で連載開始。
私は12年4月から14年3月まで
日本テレビ系列で放送されたのを見て、ファンになった。
セリフの上手さ、間の良さ、
ストーリーの運びも人物描写もていねいで、
人にはそれぞれに物語があることを、
各人が人生の主人公であることを再認識させてくれる。
99話は「なぜこんなところで?」という終わり方で、
当時はおそらくすぐに続編があるだろうと思っていた。
あれから10年、彼らのことが気になるのは皆同じだろう。
「モーニング」では今も連載が続いているらしいし、
コミックも現段階で43巻まで発売されている。
そうか、その手があったのか。
「続きはウェブで」じゃなく、
「続きは紙で」見られるのか。
作者の小山宙哉が何かのインタビューに答えているのを読むと、
アニメが途中で終わったのは「連載に追いつかれてしまったので」という。
なるほど、そういえば50話あたりから少し、
これまでのあらすじを振り返るだけのような内容が続いていた。
作者の体調が悪かったとか、“大人の事情”かと思っていたが、
連載と毎週放映が同時進行なら、そんなこともあるのかもしれない。
作者自身が、連載は「完結間近」と言っているようだし、
アニメは「連載が終わってからやりましょう」とも話しているようだし、
期待して待つことにしよう。
「宇宙兄弟」には、心に刺さる、泣きたくなるような名言も多い。
先ほど、公式サイトを知ってLINE登録をしたらすぐに、
シャロン(天文学者)の名言が届いた。
「迷ったときは、どっちが正しいかより、どっちが楽しいかで決めなさい」
その通り!
私はヒビトのこの言葉にも納得した。
「テンションの上がらねぇことに、パワー使ってる場合じゃねぇ」