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『シン・ゴジラ』はいったい…?

私の周囲の男性諸氏が『シン・ゴジラ』を絶賛していたので
諸事情で見ることが出来なかった私は、DVDを借りて見た。
最近は、映画もすぐにDVD化され、
新作も含めて5本1080円でレンタルできるので、
いろいろ見逃した場合は、ありがたい。
ということで、5本のうちの1本を待望の『シン・ゴジラ』に。

が、見始めてまもなく、集中力ギレ(苦笑)。
意図的かもしれないが、登場人物たちが早口すぎて、
セリフも漢字だらけなので、頭の中で変換していくのが大変。
人物の名前と肩書き、場所や戦闘機の名称などが字幕に出るのだけど、
それもやはり漢字だらけで、おまけに長すぎる。
ときには2行になっていることもあり、
一目で認識できるのが基本の「字幕スーパー」の容量を超えている。
しかも読んでいるうちに消えるので、
どこなのか、何を言っていたのかわからないうちに次の展開に…
(動体視力も漢字の読みも遅くはないと思う私ではありますが)。

「見る」より「読む」のに時間を取られてしまい、
「もう、いいや」と追跡をあきらめてしまった、というわけ。
それでも「これはむしろ、読ませないためのものか?」とか、
「読むことに意味がない、という意味か?」
「監督のギャグまたは皮肉か?」などと考えもしたけれど…。

芝居がかった演出はまあ、面白いのかもしれないが、
肝心のゴジラ、いや「ゴズィ〜ラ」「ゴッド・ズィ〜ラ」の
ガラス玉のような目玉に興ざめしてしまって、ほとんど“引き”状態。
監督が『エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督だったからか、
ネットでの評判はすこぶる良いのだけど、
私には『シン・ゴジラ』の良さが全然わからず、楽しめず、残念。
え〜っ、この人がこの役ぅ!?という、
ちょい出演のキャストの多さと、
野村萬斎がゴジラを演じていたことは、面白かったけど。
“男子”にはウケるのかも!?


by kikimimi_asabuya | 2017-04-06 20:15 | Movie 映画 | Comments(0)

札幌在住ライターの映画と本と綴りごと


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